神宮外苑まちづくりの意義・背景など説明 三井不など住民説明会 球場セットバックなど見直しも
住宅新報 2023年7月25日 号 4面

説明会会場の様子
三井不動産、明治神宮、日本スポーツ振興センター、伊藤忠商事は、7月17~19日の3日間、近隣住民など約1万3000世帯を対象に「神宮外苑地区まちづくり」の説明会を開催した。17日の説明会に約150人が参加し、まちづくりの意義や背景、銀杏並木の保全に向けた取り組みなどを説明した。神宮内苑の森を守るために、外苑は防災や憩いの場となる広場を整備すると共に、2棟の高層ビルやスポーツ施設といった収益性がある施設で集客を図る。いちょう並木保全に向け、今回初めて新野球場のセットバックなど計画の見直しについて言及した。
質疑応答では、いちょう並木や樹木の保全、神宮球場の移転による騒音や生活環境の悪化への不安、新たな住民説明会の要望など質問や意見が寄せられた。三井不動産では、「神宮外苑地区まちづくり」のホームページで引き続き、情報発信や意見を受け付けるとしている。説明会は、3日間の合計で381人が参加し、41人が質問、質疑は90件に及んだ、
事業計画では、神宮第二球場を解体し、跡地に新たに屋根付きのラグビー場を建設。秩父宮ラグビー場の解体後、ホテルを併設した新球場を建設する。その後、神宮球場を解体して新たな中央広場を整備する。軟式野球場は解体し、テニス場と絵画館前広場を整備する。36年に全体工事を終了する計画だ。総事業費は約3490億円。都の施行許可を受け、3月から神宮第二球場の解体工事を始めており、この段階で新たに説明会を開くのは極めて異例だ。





















