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スタンダード会員限定建設工事発注者向け温室効果ガス排出量算定マニュアル 不動産協会が策定

住宅新報 2023年7月4日 号 9面

資格・実務
建設工事発注者向け温室効果ガス排出量算定マニュアル 不動産協会が策定

 不動産協会はこのほど、「Scope3算定を行う建築工事発注事業者のための『建設時GHG排出量算定マニュアル』2022年度版」(写真)を策定した。マニュアル及び付属の算定ツールは、会員企業における建設時のGHG(温室効果ガス)排出量を算定する手法の「選択肢の一つ」との位置付け。不動産開発分野におけるサプライチェーン排出量(Scope3)の多くを占める「建物等の建設に伴うGHG排出量」の把握、及びその削減への対応の重要性が更に高まっていくものと認識しており、22年11月から有識者、会員企業、建設会社を中心とし、関係省庁もオブザーバー参加という形で検討会を発足し、議論の結果をまとめた。

 マニュアルでは利用者の取り組みやすさ、使い勝手を重視し、利用者の目的に応じて3種類の算定方法に整理。簡易算定法は、詳細な仕様が不確定な基本計画・基本設計段階において使用できる算定方法。標準算定法は着工・竣工段階においてGHG排出量の総量を把握すると共に、設計・工法材料選定の違いによる排出量削減効果を把握するために用いる算定方法とする。詳細算定法は、簡易算定法及び標準算定法で資材数量入力対象外となる項目や技術革新に伴う新素材の入力、標準算定法の確からしさを検証するために用いる算定方法となっている。

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