東急不、NTT、NTTドコモ 広域渋谷圏にIOWN先行導入 「職・住・遊」融合したまちづくり
住宅新報 2023年6月13日 号 4面

東急不動産は6月7日、NTT、NTTドコモと新たなまちづくりに向けた協業に合意した。環境先進都市の実現を図るIOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想に関連した技術・サービスなどを活用したまちづくりを目指す。協業の第一ステップとして、渋谷駅から半径2.5キロエリアである広域渋谷圏で同社が取り組むまちづくりにおいて、IOWNサービスを世界で初めて先行導入する。
IOWN構想とは、あらゆる情報を基に個と全体との最適化を図るもので、光を中心とした技術を活用し、高速大容量通信と膨大な計算リソースなどを提供可能な端末を含むネットワーク・情報処理基盤の構想のこと。2024年の仕様確定、30年の実現を目指してNTTグループが研究開発している。
今回の合意により、同社はIOWNを活用したまちづくりやサービスの検討。NTTとNTTドコモは、IOWN関連技術の研究開発の推進とIOWNを活用したサービスの提案を担う。これにより、環境先進都市のモデルケースを作る。
2023年11月以降には、渋谷駅桜丘口エリアの再開発「Shibuya Sakura Stage」における東急不動産所有区画へのAPN IOWN1.0導入を予定している。オフィスフロア及びイベントスペースに対して、APN IOWN1.0を活用した、高速かつ低遅延な通信環境を提供。今後、広域渋谷圏に対して、ネットワークに限らず、更なるIOWNサービスについても、先行的に世界初の導入を検討する。
例えば、IOWNサービスを備えた次世代オフィスでは、複数オフィスをつなぎ、高画質大画面で互いの会議室を投影しながら、対面しているかのようなオンラインミーティングができる。商品の質感を詳細に確認できたり、AI等の大容量データの活用がしやすくなる。多言語のミーティングでは、発言がリアルタイムで自動翻訳されることなどが期待できるという。





















