「音響実験棟」の活用拡大で木造・木質化を促進 長谷工
住宅新報 2023年5月30日 号 5面
「音響実験棟」は、同社の研究・技術開発拠点「長谷工テクニカルセンター」(東京都多摩市)内の技術研究所に開設。建物は1階建てで高さは16.8メートル。内部の「音響実験室」では、「音源室」と「受音室」の間の壁として、クレーンで「カセット」と呼ばれる試験用の構造体(供試体)を設置することで、素材や構造別に壁の遮音性能を検証できる仕組みだ。更に、実験室の天井も試験用の仕様とし、壁と同様に床仕上げ材や構造床の供試体を入れ替えることで、床の遮音性能を検証可能とした。
同センターには、以前から「住宅実験棟」と「多目的実験棟」が整備されており、建物自体の構造などについての性能実験は行ってきた。今回の「音響実験棟」は、検証対象の焦点を更に絞り、同社としても初の遮音性能検証に特化した実験施設として開設した。当面は木材を用いた部材の検証を中心に運用し、同社の手掛けるマンション等における木造・木質化を推進するほか、細田工務店の戸建て住宅の性能向上なども目指す。
通常の3倍の実験効率






















