ヒューリック 次世代アセット展開加速 27年度に研究施設開発の初弾
住宅新報 2023年5月9日 号 1面

ヒューリックは、次世代アセットの取り組みの一環として、研究施設開発を拡大する。同社は、JFEホールディングスが実施した「JFEスチール南渡田エリア北地区北側」(神奈川県川崎市)の事業パートナーに選定。同社初となる研究施設を主体に、住宅を含めた生活支援機能や産業支援機能などを複合的に開発するまちづくりに着手する。詳細は今後検討するが、まちびらきは27年度の予定。同社はオフィス中心であるアセットの多様化を進めており、長期的なテナント入居が見込める研究施設開発は「是非とも手掛けたかったアセットだ」(同社)と言う。同社は、今後も研究施設の展開を拡大する意向だ。
同社は、川崎市とJFEホールディングスが締結した「土地利用に関する協定書」に基づき実施される同事業に3月から参画。開発区画面積は約5.7ヘクタールで、このうち同社は約4ヘクタールを開発する。立地は最寄り駅から徒歩3分、羽田空港から5キロと交通利便性が高い。
今回の事業地は、川崎市が工業エリアから研究開発エリアへの転換を目指す地区として位置付けており、この方針に基づいて同社が土地を取得した。研究者同士の交流を促進する施設としての整備などを検討する。
JFEホールディングスは、中期経営計画で2000億円程度の資産圧縮を明示しており、遊休資産の売却を進めている。今回の事業もその一環となっている。





















