住友不、東京・汐留にマンション紹介施設 〝映像体験型〟で訴求 デジタル技術でブランド発信
住宅新報 2023年5月2日 号 5面
「総合マンションミュージアム」は、東京都港区の「東京汐留ビルディング」地下2階に開設。施設面積は約420m2。1フロア内を8エリアに分け、テーマごとに同社マンションの解説やイメージを紹介している。入場無料、事前予約制で、閲覧の所要時間としては約40~60分を想定している。
主なコンテンツは「8K3D」の映像と音響による各種解説。「シティタワー」「シティハウス」など、同社マンションブランドのコンセプトをはじめ、重視するポイントや開発実績、具体的な物件の映像などを、壁だけでなく天井や床などもスクリーンとして用いて訴求している。
「エントランス」エリアでは、同社が特に空間の規模やデザインに力を入れているマンション入り口部分の光景を、実際のスケールに近い形で再現した。また「ディティール」エリアは、同社開発の共用部通路構造「S-マルチコア」や開口部の眺望などを紹介。実物件以外では体感の難しかった詳細な物件仕様を、等身大・高解像度の映像で確認できる場に仕上げた。
加えて、ZEH-M Orientedに関する説明や同社の取り組みのほか、「シーン」エリアでは同社マンションの居住者の生活をイメージした「人生のシーン」(同社)映像を用意。ハード面の性能や工夫を伝えて訴求力向上を図るだけでなく、都心部のタワーマンションなどでの生活を想起させることで、ブランドイメージの向上を図っている。
また同施設内では映像だけでなく、これまでに開発した物件の写真を数多くそろえた「ギャラリー」エリアや、複数の実物件模型を展示した「デザイン」エリアも設置し、リアルな手段によるブランド紹介も行っている。
4月24日には、報道関係者向け「完成内覧会」を開催。同施設のプロジェクト責任者を務めた同社住宅事業本部新規第一営業所長の中村貴彦氏は、「通常、マンション購入検討者がまず意識するのは立地で、開発したディベロッパーはその後。そこで、当社としてのマンションづくりのこだわりや商品開発に対する思いを形にし、発信する施設を目指した」と開発動機を説明。「光景(シーン)となる象徴(シンボル)」というフレーズを施設のメッセージとし、「当社マンションを購入する『高揚感』や、住んで得られる『満足感』」(中村氏)の発信を目指したと語った。
なお同社によると、現在のところ「総合マンションミュージアム」は今回の1施設のみを運営していく方針であり、他地域などに第2弾以降を開設する予定はない。
























