紙上ブログ不動産屋の独り言699 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 他社の悪口ばかり言う客 その後 同業者も手を焼く状態に
住宅新報 2023年4月18日 号 8面

前号(698話)のその後。私には「もう部屋が見つかったからオタクには行かないから安心して」とのことだったが、私が紹介した「ワケありや属性の悪い客の相談に乗ってくれる業者」でその後も部屋を探していたようだ。ただ、せっかく好条件の部屋を紹介して保証会社の審査も通っていたのにキャンセルしてきたり、相変わらず不動産屋の悪口しか言わなくて、その業者も扱いに困っていたようだ。私が「うちのことも何か言っていたでしょ」と聞くと、笑って「ひどいなんてモンじゃないわよ。お世話になっていながらそこまで言うかねえ、くらいのものよ」とのこと。「ただ、困っているのは事実だしなんとか役に立ってあげたいとは思うんだけどね」とも。
裁判費用に200万 数日後、その業者から電話があった。「前に住んでいたアパートで何かトラブルがあっ
て、あの人に出て行ってもらうことになって、裁判費用だのなんだで、家主は200万円も払うことになったって分かったんだけど。もしかすると、そういうのを狙って部屋探ししているかもしれないね。そんな人を自社の管理物件に入居させたら管理会社が大変な負担をすることになるかもだし、他社の管理物件に紹介して入居したならこっちの信用問題になるよね。いずれにしても、うちももう手を引くことにするわ」と。普段はそこまで言う人ではないから、調べていてよほど引っ掛かるものがあったんだろう。























