三菱地所 次世代ビル運営を開始 東京・丸の内、ロボットやAI活用
住宅新報 2023年4月18日 号 6面

三菱地所は、大手町・丸の内・有楽町(丸の内)エリアの複数のビルで、ITやロボットを活用した次世代型施設運営を導入している。オフィスのテナントスペースに配送するロボットフードデリバリーサービスや、警備ロボットを活用したIoT設備点検、AI画像解析による施設運営を実施済みだ。
同社は21年11月以降、次世代カメラシステムを丸の内エリアに導入し、新たな付加価値提供を行ってきた。今回は、従来に比べてAI・ロボット・IoTなどを活用した次世代型施設運営モデルとして複数のビルに導入。「Society5.0」の未来社会像により近づいた取り組みと位置付けている。具体的な取り組みとしては、23年2月から同社の本社が入居する「大手町パークビル」において、2種類の配送ロボットを稼働。ワーカーのモバイルオーダーに応じ、ビル内のカフェやサラダ店の商品を複数フロアの執務室内100カ所以上に完全無人で配送するサービスを開始した。ロボットが建物設備と自動連携する次世代の配送サービスとして、オフィスに新たな付加価値を提供する。
22年12 月に「常盤橋タワー」の設備(空調機、冷温水ポンプ)にIoTセンサーやカメラを設置し、自律移動型ロボットが警備巡回時にセンサーデータを自動収集して設備を点検するシステムを構築した。これにより設備技術員の人手に頼らない業務が実現。また、警備ロボットの新たな業務遂行の可能性を見出した。得られたデータは、ダイキン工業が開発した「新点検支援システム」のクラウドに集約、機器メンテナンス会社やデータアナリストが遠隔で確認・分析することで、より高度な設備点検を実現する。





















