野村不HD、ペットボトル一括回収 4社共創で実証実験 グループ管理の19物件対象に
住宅新報 2023年4月11日 号 4面

野村不動産ホールディングスはこのほど、管理する19物件(オフィス4物件・マンション15物件)を対象に、ペットボトル一元回収の実証実験と分別排出状況の検証を行った。サントリー食品インターナショナル、ごみ回収事業などの白井グループ(東京都足立区、白井徹代表取締役社長)、廃棄物の選別および加工などの首都圏環境美化センター(東京都足立区、斉京由勝代表取締役)と協働。サーキュラーエコノミーおよびCO2削減に資する取り組みとして実施した。
今回の結果を踏まえ、更なるCO2削減と回収効率を高めるために、対象エリアにある他社施設への協力依頼や回収ルートの再検証を行う。また回収したペットボトルをリサイクルして再びペットボトルをつくる「水平リサイクル」実現のために分別の啓発活動を検討する。
ペットボトルは容器包装リサイクル法による分別収集の対象物で、マンションから排出される廃棄ペットボトルは、主に行政によって回収される。
また、オフィスビルなどの業務系施設で廃棄されたペットボトルは、事業者自らの責任でリサイクルを行うものとして民間による回収が行われ、本来は別々のルートで回収される。同実験では、白井グループのAI配車システムを活用し、19物件を最短ルートで回る一元回収を行った。
実験結果では、一元回収により運搬距離が約30%短縮され、回収時に車両から排出するCO2も削減できることが分かった。また一定の時間内に、より多くのペットボトルを回収できた。一方で、回収した廃ペットボトルの品質確認では、オフィスで回収したものはマンションから回収したものに比べ、異物などが混入したペットボトルが多い傾向があった。





















