三井不レジ、物品等をアップサイクル 土地独自の価値創出 今後分譲する新築物件に適用
住宅新報 2023年4月4日 号 4面
三井不動産レジデンシャルは、敷地内の樹木や既存建物内にある大梁やステンドグラスなどの物品をアップサイクルし、新たな住まいの付加価値をつくり出す「土地の記憶」プロジェクトを開始した。具体的には、計画地や周辺の土地の地歴や特性、既存建物建築時の設計意図や部資材の制作技法、仕上げ材の生産地、前所有者の想いなどを、その土地独自の「記憶」と認識し、それを商品企画に反映する。更に解体工事前の状況を写真や映像に記録し、「記憶」の可視化を図る。今後分譲する新築物件に適用していく。
アップサイクルは、例えば樹木の場合、それを回収・保管し、家具やアート、内装仕上げ材などに利用するなど新たな用途に生かす。東京都杉並区の計画地(24年竣工予定)には建築後約90年が経過する住宅があるが、その住宅内の大梁を新築物件内の階数表示サインとして再利用する予定だ。
また、東京都品川区の計画地(25年竣工予定)の樹齢100年超とされるクスノキは、共用部分の壁や床の仕上げ材、家具、アートとして活用するほか、新芽からの接ぎ木で植え替える予定だ。





















