埼玉・川口銀座商店街一体の複合再開発が竣工 野村不動産
住宅新報 2023年3月28日 号 4面

野村不動産は、参加組合員として事業参画している埼玉県川口市の川口栄町3丁目銀座地区市街地再開発組合(田中宣充理事長)の「川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業」が3月22日、竣工した。同事業はJR京浜東北線・川口駅徒歩3分という立地で、敷地面積9069.41m2、建物はRC造(一部鉄骨造)、地上28階地下2階建て。住宅、店舗、事務所、医療施設、子育て支援施設が含まれる複合施設。住宅戸数は481戸(非分譲住戸31戸含む、1LDK~4LDK)。売主は野村不動産。
同事業は2006年に地元有志による勉強会が発足、17年都市計画決定告示、同年12月に事業協力者として同社が事業参画。18年の再開発組合設立認可を経て、竣工までに約17年を要した。同社はこれまで権利者や地域住民及び川口市と協力して推進してきた。
同施設は、商店街の活性化のために川口銀座商店街「樹モール」に面した位置に入口を設置した。1~3階の商業業務施設との相乗効果や駅前エリアの新たなにぎわいの創出を見込む。また地域貢献として、子育て支援などの社会福祉施設、地域医療施設等を誘導する。災害時、一時滞在場所の協力に関する協定書を川口市と締結し、大規模災害時にも対応できる防災設備も設置した。
歩行空間を充実させた点も特徴となっており、地域で親しまれてきた地区の日常生活導線の機能を継承し、歩行者の利便性を確保しつつ周辺環境と一体になった空間となるようにした。歩道状空地は4㍍で、安全で快適な歩行空間を確保している。





















