検証・マンション建替え ――データが明かす真実 (上) 旭化成不動産レジデンスマンション建替え研究所副所長 大木 祐悟 1970~79年竣工が最多 耐震性不足と老朽化で
住宅新報 2023年3月21日 号 7面
旭化成不動産レジデンスマンション建替え研究所では、これまで建替えを実現したマンション47プロジェクト(マンション数では49件。なお、ここでは、数棟で構成される団地も「1件」としてカウントしている)のデータを分析した「研究報」を公表しています。今回は、その中で今後のマンションを考える上で示唆的な内容についてコメントをさせていただきます。
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グラフで示すように、最も多かったのは1970~79年の間に建てられたマンションであり、次いで1960~69年、1950~59年となっています。ちなみに、国土交通省の公表資料によると1969年時点でのマンションストック総数は7万7000戸にすぎないのに対して1979年時点では83万2000戸に上ること、また2023年時点では1979年に竣工したマンションも築後44年を迎えることを考えると、70年から79年に供給されたマンションの数が多くなっていることもうなずけます。
























