時代変われば 住まいも (4) 核家族より多い「単身世帯」 シェアハウス 新ステージへ
住宅新報 2023年3月14日 号 7面

「ウェルブレンド蒲田」のオープンラウンジ。入居者だけでなく、ジムやサウナの会員も利用可能なスペース。様々な人が緩やかに交ざる
総務省の20年国勢調査によると、一般世帯の家族類型のうち、最も多いのが「単身世帯」だ。全体の約4割を占める。日本では長らく「夫婦と子供からなる世帯」が最も多い家族類型だったが、05年調査時には「単身世帯」(29.5%)が「夫婦+子」(29.8%)に追い付き、10年調査時には「単身世帯」(32.4%)が「夫婦+子」(27.9%)を上回り、20年には38.1%にも達している。つまり、社会の基礎単位が核家族から〝一人暮らし〟へと変化しているのだ。
これまでこうした単身世帯向けとして、賃貸住宅市場ではどの物件も似たようなワンルーム・1Kタイプが中心に供給されてきた。単身世帯が全世帯の4割近くも占める今、従来型の賃貸住宅でよいのだろうか。
首都圏で19棟のシェア型賃貸住宅「シェアプレイス」を運営するリビタ(東京都目黒区)は昨年、ユーザーの意識が変化したとして新たに「ウェルブレンド」シリーズを立ち上げた。同シリーズは「シェアプレイス」同様、キッチンやラウンジなど入居者同士の共有・交流スペースを備えた賃貸住宅だが、一番の違いは専有部(各居室)にトイレや浴室といった水廻りを設けていることだ。























