「ビル業界の真価が問われる」 ビル経営C 新春経営セミナー
住宅新報 2023年1月31日 号 4面
日本ビルヂング経営センター(木村惠司会長)は1月26日、「新春特別ビル経営セミナー」をオンラインで開催した。谷澤淳一三菱地所副社長や同志社大学の三木光範名誉教授などが「新型コロナやロシア・ウクライナ情勢など環境が激変するビル経営を展望する」をテーマに講演。木村会長はグローバル化への対応が変化していく中で「ビル業界の真価が問われると思っている」との認識を示した。
同セミナーでは、三菱地所の谷澤淳一副社長が「丸の内NEXTステージ~変化を象徴する街であり続けるために~」をテーマに講演した。120ヘクタールに及ぶ大丸有エリアでの街づくりの取り組みを説明し、推進中の第3次開発「NEXTステージ」は丸の内をリデザインする、常に街を変えていく、という意識をもち常盤橋と有楽町での再開発に注力しているとした。日本一の高さ390メートルを誇るトーチタワー(27年度竣工)について、谷澤副社長は、「ワーカーにとどまらず、人も居住する一つの街を作っていくプロジェクト。単なる建て替えではなくソフト面も進化させていく」などと話した。また、パンデミックに見舞われオフィスを取り巻く環境が様変わりし、企業が拠点を集約する動きに注目が集まる中で、「企業は床面積を減らすというよりもオフィスの使い方を変えている」との見方を示した。
今後の街づくりでは、①ウェルビーイング、➁ウォーカブル、③ビジネスイノベーション、④アートアーバニズム、⑤大学・地方都市の連携――の5つの視点を挙げた。





















