IoTシェア農園、交流促す ビル屋上や郊外でコミュニティ形成 新規ビジネス創出や地域活性化
住宅新報 2023年1月24日 号 4面
オフィスでシェア農園、新たな発想に寄与
三菱地所は、昨年5月に大規模リノベーションした築60年超の「大手町ビル」(東京都千代田区大手町)の屋上空間「大手町ビルスカイラボ」をオープンした。約4000m2の屋上には、ワークスペースのほか、屋上農園スペース「The Edible Park OTEMACHI by grow」(658m2、運営=プランティオ)を展開。「江戸伝統東京野菜」を中心に約40種類の野菜を土入れの段階からユーザー参加型で育てる。プラントにはIoTセンサーが設置されており、野菜育成アプリ「grow GO」をダウンロードし、アプリを通じて野菜の生育状況を把握できるほか、栽培のタイムリーなナビゲーションを行う。収穫時期にはアプリ利用者が収穫イベントに参加できる。
現状では約60人が参加。内訳は「大手町ビル」および周辺の就業者が7割。千代田区民3割となっている。野菜の育成を通じて、コミュニティを形成し、交流を促すという目的があったが、「『一定程度』達成できたと認識をしている。昨年10月には収穫体験会を実施しており、採れた野菜を楽しむなどの交流も見受けられた」(三菱地所)と評価する。






















