時代変われば 住まいも (3) 老朽マンションの所有意義 自宅リースバックの意外な効果
住宅新報 2023年1月17日 号 7面

区分所有者にとってマンションの〝終活〟は大きな課題
時代の変化で住まいとしての位置付けが最も大きく変わったのは分譲マンションだろう。長く続いた土地神話が崩壊するまでは住宅価格が上昇の一途をたどっていたため、住宅双六そのままに、マンションは一次取得者にとって、より広く、より快適な住まいに買い替えていくためのステップとして捉えられていた。購入から数年、遅くとも十数年で念願の戸建て住宅や人気の新築マンションに住み替える人が多かった。
ただ、90年代初頭のバブル崩壊で不動産価格が下落し始めると、マンションも経年と共に値下がりするのが当たり前になってしまい、買い替えどころではなくなっていく。それが現在深刻化しているマンションの〝2つの老い〟(建物の老朽化と入居者の高齢化)問題を生み出す一因となっている。
前提だった世代交代























