知って得する建物の豆知識 351 コンパネ・合板・ベニヤ 一般人には区別がつかず
住宅新報 2023年1月10日 号 9面
連載: 知って得する建物の豆知識

建築現場では職人が「コンパネ」「合板」「ベニア」などを区別して言いますが、一般の方は、どれもベニヤ板で総称できるのではないかと思われているようです。しかし、ホームセンターですら「コンパネ・合板・ベニヤ板」の3種類が販売されており、ベニヤ板で総称してきた方は混乱すると思います。
ベニヤは英語でveneerと表記され「うわべの飾り、虚飾、見せかけ」という意味です。材木を繊維と直角方向に大根の「かつら剥き」(図参照)よろしく薄く削ぎ、薄板というか、リボン状にした単板がベニヤで、これを接着剤で何層かに貼り合わせ、板状にしたのがベニア合板です。「紅屋」という材木屋が売り出して大ヒットした板がベニヤ板というわけではありません。ベニヤの層をプライといい、層を重ねる数によって4プライ、5プライなどとも呼ばれます。ベニヤ合板を英語でプライウッド(plywood)と呼ぶ理由です。
合板には普通合板、構造用合板、コンパネ、化粧合板、OSB合板、シナベニヤ、ランバーコアなどがあります。普通合板は特に目的を定めず、汎用的に使われる合板で表面処理はされず、粗面のままの仕上げです。DIYなど幅広く使われています。
























