22年は、いろいろ考えさせられる年でした。ウクライナ侵攻では、都市がこんなにもろいものだと思い知りました。温暖化による天候の激しい変化は、このまま10年、20年経つことが心配な状況です。国際情勢、地球のことを思うと、日本が進む道は不確かに思えます。それでも若い人の間では、つながることで進歩する新たな仕組みが芽生えていることに期待しています。
マンションの長寿命化で30年後、50年後を考えると、その時この日本社会はどうなっているのだろうと考えさせられます。だからこそ、長期修繕計画を5年に1回見直すことを当たり前にして、将来をその都度考えていくことが重要になります。高齢の区分所有者は、区分所有者としての責任をきちんと果たすことを考えることが必要です。耐震化も地球温暖化対策も必要で、年金暮らしでも修繕積立金の負担増は避けられません。それをどのように合意形成していくかということです。
そんな中、私は、あるマンションの取り組みに希望を持ちました。何人かが真剣に取り組んで、その内容を公開して皆の意見を聞くことで、築50年近いマンションが再生に向けて大きな一歩を進めた事例です。そこには、10年間のマンション管理士のコーディネーターとしての存在が大きかったのです。そして、よいコンサルタントの力を得ることができれば、高経年マンションでも1万円以上の修繕積立金の値上げを受け入れて、本格的な再生工事を成し遂げることができるのです。























