オフィスに誰でも使えるキッチン 「食」起点にビジネス創出や交流 物件・エリア価値向上狙い
住宅新報 2023年1月3日 号 4面
シェアキッチンで沿線の創業支援
郊外の住宅地において、ビジネスを興すためのツールとしてシェアキッチンを活用する事例がある。東急は、保有する建物の1階部分をリニューアルしてオフィスとシェアキッチン「FORT MARKETたまプラーザ」を併設した「grow up commons」(神奈川県横浜市青葉区美しが丘二丁目)を1月16日にオープンする。同社社員の多摩田園都市エリアにおけるテレワークの拠点としながら、横浜市青葉区初のシェアキッチンを併設。土日祝日はオフィス区画もシェアキッチンのイートインスペースとして利用する。今後は、横浜市などの創業支援の取り組みとも連携を図りながら、空き物件情報の提供による独立出店の後押しや同社によるイベントでの出店依頼などの支援を行うことで、多摩田園都市エリアでの事業者を増やしていく。
同施設は、田園都市線たまプラーザ駅から徒歩5分の場所に立地。オーブンやフライヤーなど本格的な厨房機器をそろえたキッチン、冷蔵ショーケース、イートインスペースなどを備えており、飲食店の営業や菓子製造、イベント出店販売などを行うことができる。出店の費用は、初期費用や保証料、販売金額に応じた手数料などは不要。使いたい厨房と時間帯を選んで希望の営業回数分のチケットを1カ月ずつ購入するシステムとなっている。






















