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スタンダード会員限定森記念財団 世界の都市ランキング 東京3位もスコア低下 コロナ対応で差、法人税負担などに課題

住宅新報 2022年12月20日 号 4面

マンション・開発・経営

 森記念財団・都市戦略研究所(所長=竹中平蔵慶大名誉教授)は12月14日、「世界の都市総合力ランキング2022」を発表した。1位はロンドン、2位はニューヨーク、3位は東京などトップ5の順位は変わらないものの、コロナ対応での違いがスコアに差が生まれた。東京は経済をはじめ「都市機能が下がっている」(同財団理事の市川宏雄明大名誉教授)ため、東京の総合スコアが大きく下がり、4位のパリとは僅差となった。東京は強みだった「研究・開発」などもスコアが悪化し、停滞が強まっている。一方で、アジアの都市の中で、働きたいと思う人がトップであり、東京の浮上には「法人税の高さや優秀な人材確保といった重点課題を改善することが必要」(市川名誉教授)とした。

 同調査は、世界の48都市を対象に6分野(経済、研究・開発、文化・交流、居住、環境、交通・アクセス)70指標の総合力を評価して、スコアでランキングした。

 コロナ対応としては、特に外国人観光客の受け入れ再開状況や航空便の運航本数の回復度合いが、「文化・交流」と「交通・アクセス」のスコアに明確に表れた。一方で、「居住」や「環境」のスコアを伸ばした都市が見られた。東京のスコアの分野別の変動では、全6分野のうち4分野 (「経済」「文化・交流」「居住」「交通・アクセス」)で順位が下落し、「環境」のみ順位が上昇した。

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