「減築戸建て」が受賞 リノベ協、第10回事例コンテスト
住宅新報 2022年12月13日 号 7面

グランプリに選ばれた作品
リノベーション協議会は12月6日、東京大学本郷キャンパス内の伊藤謝恩ホールで、リノベーション事例コンテスト「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2022」の授賞式と講評会を開催した。同協議会の加盟企業の施工事例の中から、1年を代表するリノベーション作品を決めるイベント。10回目の節目を迎えた今回は、エントリー260作品の中から、総合グランプリには、モリタ装芸(新潟県)の「総二階だった家(平屋)」が選ばれた。
この作品は、空き家となっていた築47年の2階建ての戸建て住宅を平屋に減築したもの。リノベーションにより、耐震性能や断熱性能を確保。これにより長期優良住宅の認定を受け、補助金で施主の負担軽減にも貢献した。
選考委員長の島原万丈氏は、「空き家活用という今日的な社会課題に対してリノベーションの持てる力を発揮し、正攻法で向き合った正統派リノベーション。現代的な空間の中に古い柱を意匠として取り込むことで愛着ある実家の思い出をとどめたデザインも巧みだ。これからの戸建てリノベーションの1つの指針になると思われる作品」と講評した。























