竹井英久の 思案あれこれ (16) 人口オーナスに向き合う
住宅新報 2022年11月29日 号 7面

空き家がたくさんあって不動産の将来は大変ですねとよく聞かれるが、地方の実家をどうするか、近所の廃虚のような住宅の不安、もっと有効に使えないのかなど視点は様々だ。共通しているのは、成長体験しかなかったので人口減少で需要がない住宅は更地になるしかないことを理解し想像できないことだ。
成長神話を捨てる
総人口は2008年1億2800万人のピークから2030年には93%、2050年には80%の1億人強に減少する予測だ。地方でのにぎわい再生や空き家の有効活用といったことでは解決できない減少幅で、にぎわう町ができればどこかで衰退する町ができるゼロサムゲームでもあり、成長神話を捨て、人口と時代に合った町づくりが求められている。























