デベ各社、商業施設開発相次ぐ 対応力や収益力の強化狙い 街の魅力向上に主眼
住宅新報 2022年11月22日 号 5面
阪急阪神不動産は、20年に東京都港区南青山で「H-CUBE MINAMIAOYAMA(エイチキューブ ミナミアオヤマ)」を開業、運営しているが、このほど「エイチキューブ」をシリーズ化し、積極的に展開する方針を決めた。関西圏を主な事業エリアとする同社ながら、〝首都圏の路面型低層商業施設〟に絞ったシリーズとして、同施設の近隣エリアに「南青山2」「北青山」「神宮前」の3物件を追加した。
同シリーズのコンセプトとして、同社は「街を想い続ける」を掲げており、ロゴマークのデザインにも街路のモチーフを取り入れた。事業発表においても、「関西圏で培ってきた街づくりのノウハウを生かす」「来館者に多様なトレンドを届け、街のにぎわいを演出する」といった形で、周辺エリアの街づくりに注力する姿勢を前面に出す。
元々同社は鉄道系の事業者として沿線開発の実績や知見に強みを持っており、今年発表した長期ビジョンでも、その展開エリアの拡大を重点戦略の一つと位置付けている。今後も引き続き首都圏での不動産開発事業に取り組むことで「収益基盤の強化を図る」(同社)狙いであり、その手段として「街の魅力が高まる施設づくりを推し進めていく」(同)と述べている。






















