明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第457回 サービスエリアの魅力づくり 五感楽しませる可能性と未来
住宅新報 2022年11月1日 号 4面
【学生の目】
秋の気配が濃くなり、肌寒さを感じる季節となった。行楽からの帰りに東北自動車道の羽生パーキングエリア(上り線)の「鬼平江戸処」に立ち寄った(写真)。高速道路のパーキングエリアやサービスエリアでは競うように個性的な施設が出現している。背景を調べると、2005(平成17)年の旧道路公団等の民営化がある。以前はドライバーの休憩や給油のための公共施設として国が運営し、建物も飲食のメニューも画一的だったが、民営化で事業譲渡され、企画や運営は民間の道路会社が行うことになった。サービスエリア等として承継された資産額は全国で2674億円(参考資料1)。
民間会社は売り上げを伸ばす工夫として差別化を図り、建物を個性的にする、店舗の商品や飲食メニューを工夫する、地場産品を販売するなどの営業努力を重ねる。清潔なトイレも集客の目玉だ。






















