ホームネット 「戸建て」に本格参入 25年までに100棟目指す
住宅新報 2022年10月25日 号 7面
中古マンションのリノベーション再販事業を主力とするホームネット(東京都渋谷区)は、戸建て住宅事業に本格参入する。パナソニックIoT設備と太陽光発電システム初期費用無料の「シェアでんき」を備えた住宅を、「ホームネット一軒家」のブランド名で展開していく。新築と中古(リノベ再販)を合わせ、25年までに100棟の販売を目指す。
第1弾は神奈川県相模原市に完成した2棟の新築分譲住宅(各延べ床面積76.54m2)で、10月7日から販売を始めた。小田急江ノ島線の東林間駅から徒歩12分に立地し、販売価格はいずれも4880万円。IoT機器にエアコンやガス給湯器、照明、火災警報器を連動させた。外出時でもスマートフォンを使ってエアコンのスイッチを入れたり、火災が発生した場合にはすぐに状況を把握したりできる。エネルギーの使用量も「見える化」され、あらかじめ設定した使用量を超えないよう、AIがエアコンの温度や照明の明るさを自動調整する機能も搭載している。
また、「シェアでんき」は、シェアリングエネルギーが、物件所有者から屋根を借りて同社の負担で太陽光発電を設置し、一定期間(今回の場合15年)後に譲渡する仕組み。その間、物件所有者は太陽光で発電した電気を割安な価格で利用できる。
ホームネットによると、今回の新築物件は「ホームネット一軒家」のモデル的な位置付け。今後は、IoT仕様にする家電の種類や「シェアでんき」の搭載有無については、物件の規模や立地に応じて居住者にメリットが出るよう適宜判断する。同社東日本営業本部長の高橋正哉氏は戸建て住宅事業について、「当面は首都圏の中古リノベ再販を中心に展開し、順次、エリアを広げていく」「環境負荷を低減する住宅で新たな顧客の創出を狙う。中古マンションリノベで培ってきたノウハウやグループ会社の施工力を生かす」と話す。

























