廣田信子の紙上ブログ No.338 マンション管理応援歌 管理費等の高騰は終の棲家の考え方も変える
住宅新報 2022年10月18日 号 5面

廣田信子氏
物価上昇が止まりません。最近の新築マンションは、管理費も修繕積立金も大幅に上昇しています。中古マンションでも、あらゆるものが値上がりしている今、管理費がそのままの水準では立ち行かなくなります。管理会社からの申し出に理屈抜きでノーを言い続けると、契約更新を拒否されてしまうこともあります。どうすればいいかを、本気で管理会社と話し合う姿勢が必要です。管理員の業務内容や勤務時間の変更は、一番考えられることです。厳しい状況では、「設備点検」や「清掃」を見直すことも含まれます。
マンション内のコンシェルジュやカフェに多額の費用が掛かっていたら、それを考え直すこともあります。「いや、そんなことは既に実行している。LED化も進めたし、無駄なものはなくしている。それなのに、管理費の値上げは理解を得られない」というマンションもあるでしょう。
修繕積立金についても、改訂されたガイドラインでは目安金額が大幅に上がっています。管理計画認定制度では、それに沿わなければなりません。しかも、今の修繕積立金の金額には、このところの修繕工事費の高騰が含まれていません。今後は、「管理費や修繕積立金の増額にどれだけ耐えられるか」というマンション側の事情の話になると思います。






















