明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第455回 IoT住宅の推進 住宅の劣化状況見える化も
住宅新報 2022年10月18日 号 4面
【学生の目】
足早に秋が過ぎようとする休日、小学校の前でガラス面を覆う緑のカーテンが目に入った(写真)。夏が過ぎたことをヘチマの実が語っている。緑のカーテンは熱を通しやすいガラス面の前に植物を茂らせて日射を遮り、外気温の変化が室内温度に与える影響を少なくすることが主な狙いだ。省エネが目的だが、水やりや施肥のほか、雄花と雌花の交配も学修の一環となる。ローテクな断熱手法だが情操教育の側面も見逃せない。
対比的にハイテクな断熱方法として、電動ガラリを設置するとどうだろう。例えば住宅ではIoT住宅の一要素として窓面に自動開閉式のガラリを設置し、遠隔操作や人工知能で開閉する。IoTはあらゆるものがインターネットでつながり、暮らしが大きく変わるとされる。国土交通省は「IoT技術等を活用した次世代住宅懇談会」(16年)の意見交換を踏まえた次世代住宅プロジェクトで補助金を出すなど、IoT住宅の普及を図る。






















