公取提訴 リクルートなど3社 中堅仲介会社 手数料表示を認めず競争阻害
住宅新報 2022年10月4日 号 6面

ヒノキヤグループで不動産仲介事業を展開する不動産流通システム(REDS、東京都中央区、深谷十三代表取締役)が、住宅・不動産ポータルサイト「SUUMO」を運営するリクルートのほか、アットホーム、健美家の3社を公正取引委員会に提訴することがわかった。
これら3社が運営するポータルサイト上では、不動産会社が仲介できる中古マンションなどの物件情報や仲介会社名、所在地といった情報を掲載しているが、仲介手数料や諸費用に関する情報掲載を認めていない。これについてREDSでは、消費者(ポータルサイト閲覧者)に対して仲介手数料・諸費用に関するメリットを提示する機会を喪失させていることと、寡占状態にある住宅・不動産ポータルサイトの優越的地位の乱用で不動産仲介事業者間の公正な競争を阻害しているとして、排除措置命令その他の適切な措置を講じることを求める。
不動産仲介ビジネスの仕組みとして、仲介会社は情報共有システム「レインズ」やポータルサイトに物件情報を掲載する。レインズは仲介会社のみが情報を閲覧でき、レインズに登録されている物件情報を取得して顧客の獲得に動いている。一般消費者はレインズシステムにアクセスできない。このため、一般消費者にとって住宅・不動産ポータルサイトが住宅を探すうえで重要な役割を果たしている。























