基準地価マイナス圏からの脱出(下) 期待感が上昇を演出 地方圏は企業誘致の大競争時代
住宅新報 2022年10月4日 号 6面
地価の上昇が地方に波及し始めた。大阪圏は住宅地が3年ぶり、商業地が2年ぶりに下落から上昇に転じた。名古屋圏は住宅地が2年連続で上昇し、商業地が下落からプラスに浮上した。地方四市(札幌・仙台・広島・福岡)は住宅地・商業地が共に上昇を継続している。地方圏全体では下落から抜け出せていないが、地域によっては持ち直しが鮮明となった。
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全国地価の変動率トップ10は北海道がほぼ独占した。住宅地は10地点すべてでランクインし、商業地は6位を除き北海道の地点だ。プロ野球の本拠地となるボールパーク整備と、その期待感を反映して北広島市がトップに躍り出た。総合的な面開発と北海道新幹線の延伸に対する期待も相まって上昇し、北広島市の開発が札幌東側での住宅供給が進むと共に価格も切り上がる。東京カンテイ上席主任研究員の井出武氏は、「再開発強し、といったところだろう。期待が高まれば投資マネーが流れ込むことが連続して起きるのが大きい。イベント的なものが多いと地価は上昇に向かう」と話す。
























