ピタットハウス「マイホームオークション」 全国出品数367件 千葉・浦安会場 事業者など14件落札
住宅新報 2022年9月27日 号 7面
ピタットハウスネットワークの「全国一斉マイホームオークション」が9月18日、各地で開催され、367件の出品があり、67件が落札された。通常の先着順の取引とは異なり、オークションは最も高い金額で入札した人が購入できる。価格決定の過程の〝透明性〟が特徴だ。会場の一つである千葉県浦安市のオリエンタルホテル東京ベイでは今回、マンションや戸建て住宅、土地など約51件が出品された。
入札者は約10組。一般ユーザーのほか不動産事業者も参加し、14件が落札された。
当日はまず、入札の手順や各物件の入札希望者数について説明が行われた。その後、入札者は希望物件の入札価格と氏名を記入し、会場内に置かれた入札箱に投函。入札がすべて終わると同社担当者が来場者の目の前で開札し、落札者と金額を発表した。
今回、東京都江戸川区内の中古マンションに人気が集まり、最多の3件の入札があった。この物件は「価格交渉権付」であったため、すべて最低売却価格を下回る額での入札だったが、その中で最も高い金額を提示した人が商談権を得た。そのほか、売主が提示していた最低売却価格を3%ほど上回る価格で落札された物件もあった。
98年にスタートした同社の「マイホームオークション」は、業界初のオークションと言われている。基本的には、随時店舗ごとに実施しているが、年2回、今回のように複数店舗が合同で会場を借りて、一斉に実施する日を設けているという。単独店舗で実施するよりも、売り手・買い手を広範囲から募ることができる。前回(22年2月)開催時は、出品が246件、落札が50件だった。次回は年明け2月に開催する予定だ。
競り上がりとなるオークションは、高値売却を目指す売主のためのシステムといえるが、買主にとっても、(先着順ではなく)入札日が決まっているため、焦ることなくじっくりと検討できるのがメリットだ。価格決定の過程についても透明性があり、納得感がある。
なお、同社では今夏、売却方法の一つとして売主にオークションをアピールする内容のテレビCMを始め、「注目度が上がった」(同社)と言う。

























