三井不の物流施設「MFLP海老名Ⅰ」 海老名でZEB取得の旗艦物件 満床稼働で地域貢献も
住宅新報 2022年9月27日 号 4面

海老名IC入口の交差点に面した「MFLP海老名Ⅰ」の外観
三井不動産は9月20日、神奈川県海老名市で開発を進めていた物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク(MFLP)海老名Ⅰ」を竣工し、報道関係者に施設を公開した。立地や規模の優位性だけでなく、環境対応やデザインなどにも注力しており、同社はMFLPの旗艦物件と位置付ける。
同施設は圏央道海老名ICの隣接地に所在し、JR相模線・小田急電鉄小田原線の厚木駅から徒歩約11分の立地。敷地面積は約5万4850m2で、以前は採石場だった土地。建物は6階建てで、延べ床面積は約12万2180m2。総事業費は非公表。既に数社の入居により、満床稼働が決定している。
月額賃料について、同社ロジスティクス事業部事業グループの田中耕一郎統括は、「近隣の相場は1坪当たり4000~6000円程度で、当施設もその範囲に収まる水準。(高性能な施設ながら)特別割高には設定していない」と語っている。
最も大きな特徴の一つが、環境対応の性能だ。同社は今回の施設を〝環境配慮型グリーンエネルギー倉庫〟と銘打ち、MFLPとして初めて「ZEB」認証を取得。空調や照明、地中熱ヒートポンプによるCO2排出量削減と併せて、屋上のほぼ全面に太陽光発電設備を搭載して創エネにも努め、建物全体では基準排出量と比べ122.6%のCO2削減率となっている。
このほか、約1万6500本の植栽で環境と景観に配慮し、内外装には同社グループ保有林の間伐材を使用した木質デザインを採用。木材の使用は、ラウンジやエントランス等での快適性向上を図る狙いもある。加えて9月25日には、稼働前の同施設を近隣住民に開放する地域連携イベントも開催しており、これもMFLPとして初の取り組み。





















