街の不動産トラブルを解決する 15 調停人候補者紹介 【調停人候補者】 浅野 卓氏 アグリ創研株式会社 代表取締役社長 (東京都板橋区)
住宅新報 2022年9月13日 号 10面
連載: 街の不動産トラブルを解決する
私は農林漁業に関する知財戦略・ブランド戦略・事業モデルの構築及び実施をしており、主な顧客は全国各地のJAです。農家民宿(農泊)に取り組んでいるJAも少なくないですが、観光地ではない地域に余所者が来ることに対して、受入れ家族のみならず「近隣住民」の理解・協力が必要な点はどこも共通の課題です。農業は地域の協力が欠かせないので、農家民宿によってコミュニティに軋轢が生じてしまうと、農業にも影響します。
私が調停人登録をしたのは19年2月です。この頃は、インバウンドの流れでアグリツーリズム(農観連携)が話題になり、農山漁村でも訪日外国人の姿をちらほら見かけるようになったタイミングであり、これからは先述の「近隣住民」とのトラブル(物件管理等)も増えるかもしれないと思い、調停人登録をしました。
また、社内研修や修学旅行など団体を受け入れる場合は、多くの農家が必要です。それに伴い、受け入れ農家のモチベーション維持や、団体との交渉・営業といった運営を担う、受け入れ農家の組織化も必要になります。そうすると、「農家民宿の経営者同士」のトラブル(物件管理等)も出てくるかもしれないと思いました。

























