廣田信子の紙上ブログ No.333 マンション管理応援歌 マンションは高齢者の健康寿命によい「住まい」
住宅新報 2022年9月13日 号 5面

廣田信子氏
高齢者の健康寿命は、「住んでいるところ」の影響が極めて大きいのです。90代になっても健康でいられるような生き方を考えたとき、都市部のマンション住まいは向いているといわれます。
買い物等の利便施設が近くにあり自立した生活がしやすい、何かあった場合に助けを得やすい、人が集まる機会が多くよい生活習慣につながる…という条件がそろっているからです。更に一人暮らしでも、長寿命化によい「住まい」の条件として望ましい、(1)自立生活が可能な環境、(2)コミュニティによるケア、(3)サービスによるケア、(4)建物・設備によるケア、(5)医療、介護によるケア――にマンションは適しています。
これまでの「住まい」は、高齢者には向かない可能性があります。戸建て住宅の場合は、階段の上り下りが高齢者にはきつくなり、けがにつながることもあります。私は、ごく身近な人が、戸建て住宅で2階から降りるときに誤って転んで大腿骨を骨折してしまうという経験をしました。その後、歩けなくなるばかりでなく、肺の病気を発症してそのまま亡くなってしまいました。まだ若くとてもお元気だったのに、階段での骨折が悔やまれます。






















