千葉県浦安市には「緊急通報装置」の貸与という施策があります。65歳以上で一人暮らしの人には必須の仕組みだと思います。自宅の鍵を綜合警備保障(アルソック)に預けておき、緊急ボタンを押すとガードマンが駆け付けます。そして状況に応じて、救急車の手配や緊急連絡先へ連絡してくれます。
それはごく普通のサービスですが、ほかにも、トイレのドアに開閉を感知するセンサーを設置すると、24時間内に一度も扉が開閉しなかった場合、アルソックへ自動通報されます。一人で倒れてしまったとしても、24時間後には発見されるということです。それが市の事業として無料で行われます。外泊のときは、外出というボタンを押すだけでOKです。家に戻れば、トイレを使ったときに「お帰りなさい。外出ボタンを元に戻してください」とアナウンスがあります。
一人暮らしとは、一人で死ぬこともあるということです。二人暮らしでも、一人でいるときに亡くなることもありますから。元気で暮らしていて突然倒れるということは、決して不幸なことではありません。大事なのは早く発見されることです。今後、65歳以上の一人暮らし高齢者は増加します。内閣府の調査によると、一人暮らし高齢者の割合は、1980年には男性4.3%、女性11.2%でしたが、2010年には男性11.1%、女性20.3%。更に、国民の3人に1人が65歳以上になるとされる2025年には、男性14.6%、女性22.6%にまで増加する見込みです。マンションにおける高齢者の一人暮らしは急速に増えるでしょう。























