再エネが地域興しに 地方で進む電力の地産地消
住宅新報 2022年9月6日 号 1面
再エネ電気で地元の祭りに参加
8月6日、北海道松前町で開かれた地元のお祭り「松前商工会青年部 サマーフェスト」。日も陰り、会場に明かりがともる。この明かりは、東急不動産が保有する「リエネ松前風力発電所」で発電された電気だ。東急不動産松前事務所の社員が風力発電所事務所で風力発電の電気を、可動式小型蓄電池2台でお祭り会場に持ち込んだ。お祭りが終了する夜9時までの間、煌々(こうこう)と会場を照らし続けた。
「リエネ松前風力発電所」は、北海道初となる9台のNAS蓄電池を併設した陸上風力発電所。現在、高さ100メートル、羽の長さ50メートルの大型風力発電機12基が稼働しており、定格出力約40万メガワット、蓄電池容量約130メガワット時となっている。同社は、19年12月に松前町と「『再エネによる地域活性化』に関する協定」を締結した。内容は、非常用電源など風力発電の電気の活用、定住人口の増加や観光振興など松前町の地域経済の発展を連携して実施していくというものだ。






















