インテリアにおける壁の面積は非常に大きく、例えば平面積が20m2の部屋の場合、開口部などを除いても壁面積はおよそ30m2近くあります。また、廊下などは平面積と壁面積の割合は極端に壁面積が大きくなります。天井も壁と同じ仕上げにするケースも少なからずあり、そうなると壁面積に床面積がそのまま加わることになります。部屋数が多い間取りでは、びっくりするような面積になります。これは予算については小さな単価の差が大きな予算の相違となり、視覚的にはインテリアの雰囲気を大きく左右するということを意味します。
壁装材で最も多く使われているのが塩化ビニールを加工した「ビニールクロス」です。安価で施工性に優れ、洋風から和風まで豊富なデザインから選択できます。弱点は西日などが当たる部位の変色、施工用の糊が劣化することによる剝離、独特の臭気などがあります。
ビニールクロスよりも価格はアップしますが、高級な質感を持つのが合成繊維を使った「織物クロス」です。マットな質感を持ち、通気性、調湿性に優れていますが、ホコリが付着しやすく、定期的な清掃が欠かせません。また、モダンなインテリアにはモッタリした厚みのある質感がマッチしません。

























