マンションの「コミュニティ」…ってなんだろう、という声をよく聞きます。新築と築40年以上の高経年マンションとでは、コミュニティに対する考え方も違います。築年数が進み居住者の状態が変化してもコミュニティがあると信じるのは、少し無理があります。
この疑問について、社会学者の方が面白い話をされていました。
一般的に、「コミュニティ」は「アソシエーション」と対比されます。「アソシエーション」は目的を持って組織される集団で、管理組合も該当します。一方、「コミュニティ」は、家族のように目的がなくても成立する基礎的な集団で、隣り合って生活するマンションでは一定の関係が発生します。古いムラやマチでは暮らしを維持するための共同作業があり、近くに住むことは感情的な近さをも意味しました。しかしマンションでは、物理的に近くても感情的には遠いままでいられます。























