明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第444回 店舗付きのマンション 欠点あるも街に開いた空間に
住宅新報 2022年7月26日 号 4面
【学生の目】
明海大学は東京湾を埋め立てた土地にあり、周辺にはほぼ同時期に、競うように建てられた様々なマンションが立ち並んでいる。その一角に興味深い1棟があった。地域の中心部を南北に貫通して千葉県浦安市の軸線になっているシンボルロード沿いのマンションだ。
マンションは1階にテナントが入り、2階から住戸になっている店舗付きマンションだ。低層階を店舗や事務所として使い、上層階を住宅として使う「下駄履きマンション」は昭和40年代ごろから供給されたが、マンションの品等を保つ上では課題のある下駄履きマンションを、新たな都市づくりに挑んだこの地区で建設した理由は、周辺に店舗がなかった開発当時、住民の利便性に配慮し、まちづくりの方針として設定したと考える。






















