三菱地所の旧本社「大手町ビル」大規模リノベ 既存ストックに最新技術 建て替えより短期、スピード重視
住宅新報 2022年5月31日 号 4面

屋上農園
三菱地所は、築64年の「大手町ビル」(東京都千代田区大手町)の18年5月から段階的に行っていた大規模リノベーションを完成させた。スタートアップ向け施設である「Inspired.Lab」や「FINOLAB」が稼働済み。7階中央部に周辺エリアの就業者が利用できるラウンジとテラスを設置すると共に、屋上空間「大手町ビルスカイラボ」を5月26日にオープンした。
今回のリノベーションは、既存ストックの活用やスピーディな開発による最新技術の導入のしやすさなどが背景にある。「再開発であれば建物の取り壊しや行政協議などだけで数年かかるが、その分(リノベで)短縮できた」(川岸浩之三菱地所運営事業部統括)と評価した。今後も立地などの条件が合致する既存ビルは、同様のリノベーションを検討する。
同ビルの外観は、東京駅側の外観をレンガ調、日比谷通り沿いの外観を石垣調とし、1階部分は大手町仲通りを横断する南北部分についてはガラス張りにするなど〝通り抜け感〟を演出した。





















