インテリアは床・壁・天井という3つのエレメントで構成されています。天井は日常触れることはなく、視覚からは最も遠い位置にあり、質感よりも形状が重要です。壁は手や身体で触れることがあり、視覚的にも、天井に比べ色柄やテクスチャーが重要になります。床は日常的に足裏で接触しており、寝転ぶ場合には体全体で触れるため、その硬軟や質感が色柄以上に重要です。
快適な居住空間を得るには床材の選択以前に下地の構造が重要です。一般的な木造床の構造は、仕上げ材>下地材>根太(根太)>大引>床束>地盤と力が流れます。ふわふわした床や歩く度にキーキーと音がする、いわゆる「鶯張り」の床は力の流れのどこかに隙間や割れ、浮きがあるということです。これらを防止するには、接着剤との併用、ゴムパッキングの挿入、遮音シートの敷き込みなどがあります。
床材は木質系(フローリング材)、繊維系、樹脂系、石タイル系に大別できますが、設計案件ではどのような床材が選ばれるかについて述べてみましょう。

























