紙上ブログ不動産屋の独り言646 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 神様仏様から泥棒に降格した話 1 連帯保証人を引き受けた老婦人
住宅新報 2022年3月29日 号 6面
もう30年の付き合いになる老婦人(入居者)がいる。当時から独り身で、別に暮らしている子供が3人いて、うち2人は当社で部屋探しをさせていただき、一人は今も入居中。独身なのだが、結婚を前提に同居していた彼女は食事を作ることも室内を片付けることもできず、早々に別居。それはともかく、母親である老婦人の話に戻す。
知人が起業するための借金の連帯保証人を引き受けたものの、借りた本人は踏み倒してトンズラ。たいていは連帯保証人も逃げるものだが、この老婦人は責任を果たして払い続けて、債権者が「もうこの後は払わなくていい」と言ってくれているのに、今も返済を続けている。
家賃は9カ月滞納























