ホームステージング実態調査 経費は「5万円未満」が最多 日本HS協会、21年白書
住宅新報 2022年3月22日 号 7面

日本ホームステージング協会(HS協会、杉之原冨士子代表理事)はこのほど、第5回ホームステージング実態調査を実施し、その結果を「ホームステージング白書2021」として発表した。それによると、ホームステージング(HS)にかけた経費は、「売買」では「5万円未満」が23.4%で最多。「賃貸」では「3万~5万円」(38.1%)と「3万円未満」(23.8%)が多く、売買、賃貸共にあまり予算をかけずできるだけ自社で行っている様子がうかがえる。ただ、売買では「20万~30万円未満」が2番目に多く、同協会では「高額物件にはある程度予算をかけているのではないか」と分析する。
HSを実施する基準は、20年調査同様に、売買、賃貸共に「入居困難な物件に実施する」という回答が最も多く、販売促進や空室対策としてHSを実施していることが分かる。また、「全部の物件に実施する」という回答も特に売買では上位にあるため、同協会では「HSが一般化することも期待できる」としている。HSを行う場所の重要度を聞いたところ、売買、賃貸共に「リビングダイニング」「キッチン」「玄関」「寝室」を重要視していることが分かった。
VR(バーチャル)によるHSを実施する物件については、「まだ少ない」との回答が多いものの、同協会では「コロナ下で非接触型の営業ツールとして求められるだろう。その技術は急速に進化し、3D動画やバーチャルツアーなど、よりリアルな仮想空間として内見者の注目は今後も続くのではないか」と分析する。























