東京建物と慶大が共同研究契約 脱炭素型持続可能なまちづくり 八日京エリアで脱炭素を数値化
住宅新報 2021年9月14日 号 4面

共同研究の場「東京スクエアガーデン」
東京建物と慶應義塾大学SFC研究所(神奈川県藤沢市)は、都心市街地における脱炭素型持続可能なまちづくりに関する共同研究契約を締結した。東京都中央区の八重洲・日本橋・京橋エリア(八日京エリア)を対象とした共同研究「M-NexT(エム・ネクスト)」を開始。食料(F)・エネルギー(E)・水(W)(以下、FEW)の3つの視点で脱炭素社会・持続可能なまちづくりを支援するプラットフォーム「エム・ネックス」を慶大が開発。共同研究は、フェーズ1で「エム・ネックス」をビルへ適用、フェーズ2でまちへ適用の2段階で進めていく。
現在行っているフェーズ1では、東京建物などが保有・運営する「東京スクエアガーデン」(東京都中央区京橋)に「エム・ネックス」を適用。様々な省エネ、創エネなどの環境への取り組みの効果を「FEWprint」という独自評価ツールで数値化して比較・評価し、カーボンニュートラルへの貢献を可視化する。12月末までの予定。今後行う予定のフェーズ2では、フェーズ1の検証結果を踏まえて、八日京エリアのビルオーナーやテナントに幅広く声掛けし、展開の拡大を検討している。
同社は、脱炭素型まちづくりが八日京エリアの持続的な発展に非常に重要と認識。脱炭素型持続可能なまちづくりを進めていくに当たって、「まちの捉え方」、カーボンニュートラルへの進展を数量的に測る「可視化の手法」が確立されていないことが課題となっている。そこで同社は、「FEWprint」で数値化する「エム・ネックス」を開発したSFCの厳網林教授と、共同研究を開始するに至った。





















