アイ・ロボティクス、光洋機械産業 ロボットで高所作業を 足場組み不要に
住宅新報 2021年9月7日 号 8面

ロボットを壁面に吸着させて自在に動かせる
ドローン(無人航空機)やロボット技術などに強みを持つアイ・ロボティクス(東京都渋谷区)と、建設機械製造・販売の光洋機械産業(大阪市中央区)は、「昇降式足場」とウインチを利用する「3D(3次元)壁面作業システム」の組み合わせによる、新たな現場ソリューションを8月23日に開発した。壁面に吸着させたロボットを上下左右に、自在に動かすことで、ピンポイントな高所作業を可能にする。
事故防止に
建物改修に際しての壁面の検査時に、従来は足場を組んで作業することが多かった。ただ、墜落や転落事故が少なからず発生している。機械化や遠隔化、自動化が現場での課題となっている。近年ではドローンを活用する場面が増えているが、その際でも作業に人手が掛かる。結局は、足場を組む必要がある。
両社による新ソリューションは、あえてドローンを飛行させずに壁面に吸着させることで、現状の課題感を解決に導くシステム。昇降式装置と一定範囲内を上下左右に移動するウインチ制御式壁面吸着ドローンを組み合わせた。
位置情報を計測プログラムに反映させて設定した場所に移動できる。カメラや洗浄ノズル、塗装ガンを搭載すれば、足場を組む必要がなくなる。打音検査のほか、修正処理のタッチアップ塗装などの点検や清掃、塗装といった高所作業を可能にする。





















