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スタンダード会員限定虎ノ門・麻布台プロジェクトで下水熱利用事業 森ビルなど都と協定

住宅新報 2021年6月29日 号 4面

マンション・開発・経営

 森ビルと東京電力エナジーパートナー(株)が共同で設立した虎ノ門エネルギーネットワーク(株)は、東京都下水道局と、23年に開業を予定する「虎ノ門・麻布台プロジェクト」における下水熱利用事業に関する協定を締結した。下水管路内底部に設置した熱交換器により熱交換を行う方式で、下水熱の地域冷暖房への活用は、本事業が国内初の事例。エリア内のオフィスビルなどの冷暖房熱源の一部として利用する。

 虎ノ門エネルギーネットワークは「虎ノ門・麻布台プロジェクト」、「虎ノ門ヒルズエリアプロジェクト(虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーおよび(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー)」において、高効率かつBCP(事業継続計画)性能の高いエネルギー(電力・熱)供給体制の構築に取り組んでいる。
 今回の協定締結により、従来は海や河川に捨てられていた、未利用かつ再生可能なエネルギーである下水熱を、「虎ノ門・麻布台プロジェクト」全域における冷暖房の熱源の一部として活用することが可能となる。

 下水は、気温と比べて「夏は冷たく、冬は暖かい」という温度特性を持つと共に、都市内に安定的かつ豊富に存在する。また、熱回収時の環境への影響度が小さいなどのメリットがあり、更なる活用促進によって、都市部の省エネ化と低炭素化への貢献が期待されている。

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