紙情報を瞬時にデータベース化 帯交換も自動で オープンルームが新サービス
住宅新報 2021年6月22日 号 7面
不動産テックベンチャーのオープンルーム(東京都渋谷区、田沼豊寿社長)はこのほど、顧客への物件提案業務の効率化とデータベース構築を同時に可能とする「物件情報の自動データベース化」機能を無料で提供するサービスを始めた。これは物件の広告チラシ(マイソク)のPDFデータをクラウド上のソフトウエアへ取り込むだけで、AI(人工知能)が文字情報を高い精度で自動認識し、顧客への提案をスピーディに行うと同時に、不動産会社ごとの独自のデータベースを構築できるというもの。AIの自動認識で所在地も自動でマッピングされるため、顧客は送られてきた情報から物件の地図を自分で検索する必要がなくなる。
不動産仲介会社の多くは、これまでは膨大な物件情報を扱いながら、顧客への提案後は紙やPDFのまま破棄してきたのが実態だが、データベース化することで、将来の顧客への情報提供にも役立てることができる。
具体的な作業の流れは、(1)マイソクデータ(PDF)をドラッグ&ドロップするだけで読み取り完了→(2)AIが自動で自社帯に変え物件情報を自動でデータベース化する→(3)地図情報付きで帯替え物件を顧客に簡単に送付可能→(4)物件データベースが積み上がり、再利用が可能になる。
再利用の具体例としては、データベースを活用し、顧客から依頼された物件の近隣事例を検索して価格査定などを速やかに行うことができる。
同社は17年創業時から様々なアプリケーションを開発、大手をはじめ中堅中小など、21年4月時点で約3000社との取引実績がある。























