上村建設 IoT賃貸を積極化 エナジーゲートウェイ「ienowa」導入
住宅新報 2021年5月11日 号 8面
福岡エリアの総合建設会社である上村建設(福岡市博多区)は、賃貸マンションのIoT化に力を入れている。同社は賃貸マンション建設を主力とし、年間約70棟・1500戸を供給している。4年ほど前から差別化策としてインターネットシステムを標準装備したマンションを手掛け、最近では、スマートフォンなどで家電を操作できる「IoT付き」を始めた。竣工物件はまだ数棟にとどまるが、同社グループの管理会社であるハッピーハウス(福岡市博多区)では、「周辺よりも高めの賃料設定ながら成約スピードは速い」手応えを感じている。
直近の「IoT付き」2物件で導入したのが、エナジーゲートウェイ(東京都港区)が提供しているシステム「ienowa(イエノワ)」だ。これは、電力センサーを設置した住宅で使用できる住生活のポータルアプリ。電力センサーは分電盤に設置するだけなので大掛かりな工事は不要。入居者は、スマートフォンやスマートスピーカー、スマートリモコンを使って簡単に家電を操作できる。例えば帰宅前にエアコンや照明のスイッチを入れることも可能だ。更に、分電盤に設置した電力センサーによって、全体の電気代だけでなく家電ごとの内訳も把握できる。コロナで在宅時間が増え、電気代への関心は高まっているという。
入居者の中には、こうした機器の操作に不慣れな人もいる。そのため、ハッピーハウスでは無償のIoT設定サービスも行っている。
























