不動産屋の独り言 賃貸現場の喜怒哀楽 596 客商売は奇縁の連続 学びを糧に進んでいく
住宅新報 2021年3月30日 号 6面
40年来の付き合いになる家主がいる。もともとは、私が25歳頃に埼玉県で新築マンションを購入した数年後から付き合いが始まった地元の電気屋さんで、私はその客だった。
驚くほど良心的で、技術力も高い。おまけに家電量販店でポイントを付けてもらって買うより安い。今では仕事で依頼する立場だが、アパートのエアコンの交換や新規取付の際、見積もりで税込み6万円とのことで家主も了解したのに、届いた請求書は5万5000円。間違いではないかと思って問い合わせると、「メーカーから『年度末の決算でまとめ買いしてくれたら安くする』と泣きつかれて、仕入れが5000円安くなったんだよ。うちは本体でもうけなくても一定の工賃をもらえればいい。だから安くなった分は家主さんに還元したい」と言う。
営業努力を発揮























