法令遵守チェック自動化 オープンアソシエイツ 不動産業界などで導入進む
住宅新報 2021年2月23日 号 7面
近年、企業を取り巻くリスク環境が多様化し、複雑化した。コンプライアンス対策の取り組みは、上場・未上場企業に関係なく重要性が高い。コンプライアンス違反で〝倒産〟する企業も増えている。
同社のヒアリング調査によると、コンプライアンス対策として各企業では、1件ごとにネットで記事を検索する。取引先が増え続けるのに合わせて、その確認すべき件数が膨大になっていく。また、検索結果を目視によって確認した上で、その証跡を保存する必要もある。担当者の手間や負担は多く、調査対象484社の6割が課題感を持つ。
同社の提供する新たなサービスでは、誰でも簡単に、上場企業品質のリスク対策として、ネット情報を自動で検索チェックできる。取引先一覧を一括登録するだけで、AI(人工知能)が、企業リスクと考えられるネガティブな言葉の入ったブログやニュースなどの記事をピックアップする。該当記事は3段階のリスク注目度(高・中・低)に選別し、提示する。希望する形式を選択すれば、すべての検索結果を自動保存する。
一連の作業を自動化して判断材料が揃うため、最終的に担当者が取引の可否を判断するだけで済む。手作業に頼っていたネット検索のチェック作業の課題を解消する。
取引先100社分の確認に、最大98%の作業工数の短縮効果があるという。同サービスの開発は、SBI証券(東京都港区)が監修している。























