警備をロボットが代替オフィスビルで実験 NTT都市開発
住宅新報 2021年2月23日 号 4面
NTT都市開発(東京都千代田区)はアーバンネット名古屋ビルで、5Gを活用した警備ロボット実証実験を行った。NTTドコモ東海支社、総合ビルメンテナンスを手掛ける大成(愛知県名古屋市)、MiraRobotics(神奈川県川崎市)との共同事業。期間は2月15日から19日まで。MiraRoboticsが開発した次世代型アバターロボット「ugo TS-P」を活用し、ビル警備における人とロボットの分業モデルを実現する。同社によると、ugoと5Gを組み合わせた実証実験は全国初。
ugoは2本のアームを持ち、エレベーターのボタンを操作してフロアを移動することも可能。オペレーターによる遠隔操作に加えて、決められたルートの自律走行もできる。加えて、5Gの高速大容量や低遅延などの特性を生かし、高精細画像のオペレーターへの伝送や、複数のロボットのリアルタイムな制御が可能になるという。
実験ではugoが巡回や立哨(警戒・監視、声掛け、設備確認、案内)などの施設警備の基本業務を担当。一方、監視で検知した異常に対する駆け付けの要否の判断、鍵の開閉、災害時の避難誘導などの業務は従来通り人が行う。警備業務の一部を警備ロボットに代替することで、コスト削減などを図る。同社は実証実験により、課題や費用対効果があることが明確化すれば、新規・既存を問わずオフィスビルに警備ロボットの導入をすすめたい考えだ。
なお警備ロボットは、NTTグループによる「街づくりDTC実証実験」においても活用する方針。





















